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原発の即時廃止は可能だ / ロジェ&ベラ・ベルベオーク著 桜井醇児訳

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原発の即時廃止は可能だ / ロジェ&ベラ・ベルベオーク著 桜井醇児訳
(2007、緑風出版)

図書館の原発本コーナーで最近この本を初めてみかけた時は、
福島原発事故が起きてから慌てて発売された便乗企画本と錯覚した
のですが、翻訳版の刊行が2007年、おフランス原著の
初版1988年。ずいぶん昔の本なのに、今年3月の福島原発事故
発生からスッタモンダの4ケ月が経過したいま読むと、
2011年のいま目の前にあるニポンでの出来事と、
20年前のフランスで心配されていた事実の数々があまりにも
ぴたりぴたりと一致していることにビックりしてしまう本
なのでぢた。。

ニポン崩壊以上かもしれない最悪事態のなかで、事故の下手人である
電力会社がタイホされるでもなく事故処理にあたり、事故の説明をし、
「専門家」から誰とも知れないネットのヒトたちまで無数の有象無象が
「放射能はそんなにコワくない」の歌を手を変え品を変えてくりかえし、
超高濃度の放射能毒に汚染された可能性のある東日本住人全員の
治療どころか健康診断さえいつまでも行われず、
西日本全域を含む低濃度放射能毒の汚染拡大を食い止める措置が
とらられることもなく、大気も大地も水も食べ物もすべてが毒され、
核燃料メルトスルーとゆう破局的異常事態継続のままに、
進展のみられない事故処理が収束にむかっているかのごとき錯覚が
ふりまかれ。。

何から何まで日を追うごとに変ちょこりん具合がこじれていく
ように感じる今年2011年3月11日以後の毎晩毎日。。

それが今回の巨大事故現場になったニポンだけの
特別な例外的な出来事だったわけではなく、
もし同じ事故がフランスやアメリカで起きたとしたら、
ニポンでのコレとまるきり同じように、
人間や動物や魚類や野菜や果物やの健康や生命や安全を
100%コケにした対応をするのが、
世界の原子力業界の「常識」なんだつてーから
それはびっくするじゃ有馬の化け猫騒動もびっくり
びっくりしましたヨー。。

原料のウランは無尽蔵。設備は絶対安全。有害廃棄物は一切出さない。
大事故が起きてから知った最低限の原発ジョーシキに照らしても、
お話にもならない低次元なウソ、ウソ、ウソの壁、
原子力発電所をまもる三重のウソの壁を補強するために、
何10年も前からずずずーっと、高名な科学者たちや医者たちを
総動員して続けられてきた「科学」「医学」による嘘のうわぬり。
ひとたび原発事故が起きた場合には、
直接の犯人である電力会社だけに事故処理(=証拠隠滅)まかせ、
政府はそれを黙認するだけでおトガメは一切しないのも、
あからじめ予定どおり原子力業界暗黙の標準ルール。
巨額の事故補償で原子力業界がダメーヂ受けないように
事故責任範囲限定のための国際協定をとっくの昔に締結。
国際協力態勢で報道検閲をしき、矮小化した事故の虚像を
実像であるかのごとくメディア経由で仕立てあげる。
「原子力はコストが安い」というウソをさまたげない範囲でのみ、
発電所施設の安全性や、放射能毒の健康被害を考慮にいれる。

フランスの電力公社EDF社員は下うけ作業員を
「レム労働の肉
(=被ばく労働するだけの、魂も精神もないイキモノの意味?)」
などと呼ぶとゆー、おぞましいエピソード。。。
短期間に大量の放射能毒を浴びる仕事のためだけに原発に
雇われる下うけ作業のヒトたちが、本社の社員にいわれのない
差別をうけたり、ウラン原料採掘作業のヒトたちの
放射能毒被害がまったく考慮されないのも、全世界共通の悪事。

。。などなど、「人類の発展のために原子力は不可欠」と称する
原子力業界人のかたがた思い描く「人類」のなかに、
わだぐぢどもフツーの低レベルなニンゲンなどは
最初から最後まで一切含まれていないのが、
いやんになるほど、よくわりまし。。

とにかくなにしろ要するに、ニコニコ動画の東電会見とかみて、
なんてなんてヒドい、はなくそほどの人間性もないヒトたちだ!!
と、みみくそほどの人間性もないぢぶん(誰?)を呆れさせる
電力会社社員たちや、学者せんせい、報道関係者などなど、
「いっくら何でも、なんでそれで平気でいられるのか??」
頭蓋骨のなかに脳みその代わりにウヂ虫をつめているのかと
ふしぎに思えてたまらない原子力マフィア業界関係者たちでも、
世界ぢゅうに存在する同業者の目でみると「それがフツー」に
見えてしまうとゆー、何とも理不尽でわけのわからない世界が
厳然としてあることを、そしてそれがそれでよいわけでは全然ない
ことを、くっきりはっきり簡明に刻み付けてある点で、
目からウロコをかきむしりとってくれる有り難いご本でありますだ。

本書のタイトルにもなっている「原発の即時廃止は可能だ」は、
石炭+石油さえあれば即刻いますぐ原発は止められる。
なので、自然エネルギー論議は原発停止の時期を先延ばしするだけ
のまったくムダなまわり道。
てゆう著者の主張の要約にもなっている。のと同時に、
即時廃止をしないでモタモタしている間に、
もし次の原発事故が起きていまうと、原発廃止が出来なくなって
しまうという警告の意味が含まれていたのどす。

「大事故が起これば、脱原発は、完全に不可能になろう。なぜならば、
事故管理のために電気が必要となり、原子炉を無計画に、急に止める
ことは、受け入れがたい電力不足を生ずることになるからである。
加えて、発電停止の費用が、事故の処理のための必要に加わる。」
(本書、143ページ)

ええっ?!大事故が起これば、脱原発は、完全に不可能?
そそそそーんな殺生な。もう起こっちゃったんですけど、
どーにかならんもんでしょうか。。

せ、せめて次の事故だけは絶対もう2度と起こらないように、
世界の原発を即時廃止にしてぽちー。。。

とゆうわけで、なにしろ今読むととーても納得しやすいのと
同時に、この本に書いてあることの大筋に実感として
うなずきながら、いまだに原発廃止にむけて、邪魔っけな石ころを
ごろごろ転がして動かせているという手ごたえのなさに、
途方にくれたような気分にもなる頁数は薄くてズッシり重い
読後感を残しつつ、早くもどんどんこまかい内容は
忘れているのでぢだ。。。




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原発 犯罪

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